毎日寝ながらきいてた『知ってる?24時』。
毎回冒頭で、細かなニュースを教えてくれるから、ちょっとした知識もついてたかも。
フリートークではホントよくしゃべってたな、上田は。ラジオ一応やっているからわかるけど、一人でしゃべるってすごい大変。そー考えると上田ってやっぱすごい。
うんちくもよく言ってた。そーいうの僕も好きだったから、好んで聴いてました。
そして、このラジオではだんだんとある図式が出来上がってきます。
それは、上田vsリスナーという図式です。
送られてくるメールは全てが、「おい、上田」からはじまるようになったのです。
呼び捨てです。
リスナーは中高生が多かったみたいですがね^^;
上田の方は、「ラジオネーム変えろ」とか「本名暴露するぞ」と言って対抗していました。
実際、上田はラジオネームを勝手に変えたり、本名のみならず住所まで暴露することもありました。すごいことするよな~^^;
暴露されたリスナーが上田に反旗を翻して、出待ちの際にデモを行ったこともありました。
確か最初あつまったのはたった3人(笑)。
彼らに対して上田は「ばーかばーか」。
でもこんな対立図式も、なんとなく暖かみのあるものでしたね。
聴いていてすごく面白かったし、こういう方法でリスナーが参加できるラジオってあまりないですよね。
僕の中ではかなり革命的ラジオでした。
毎日寝るのが楽しみだった!
『24時』は相当な人気が出て、姉妹番組まで出来上がりました。
その名も『目からウロコ24』(うろ覚え!)。パーソナリティは相方の有田です。
便乗ですね~。
こっちの番組でも上田vsリスナー図式は健在だったので、有田は「有田先生」と呼ばれ、敬語で話をしてもらっていました。
『24時』は人気のために、2時間拡大され、『知ってる?22時』という名前で一週間放送されたこともあります。ニッポン放送24時枠は長年聴いていますが、こうした特例は一度もなかったですね。それほど聴取率もよかったんだと思います。
一方で、くりぃむしちゅーのテレビ露出も急激に増えていったのがこの時期。
一時期は、テレビで彼らの姿を見ない日はないくらいでした。まぢです!
そのときも毎回生放送でやってたからすごい!有田は録音だし、金曜だけで30分番組。
それに比べたら上田はすごいよ!たまに生風の録音もありましたけどね。
そろそろお気づきだとは思いますが、僕はどちらかというと上田ファンです!きっと少数派。でもこうした経緯があるから当然と言えば当然です。
そんなこんなで人気番組だった『24時』は3年くらいで幕を下ろします。
その理由が結構あいまいにされているんですが、こうです。
ニッポン放送にはイマジンスタジオという神聖な場所があります。
オノヨーコさんが協力して、ピース・平和を広めていくスタジオだそうです。
上田はある日の放送終了後、そのスタジオでラジコン遊びをしていました。
そこをニッポン放送のお偉いさん方に目撃されてしまったらしいんです。
お偉いさん「上田くん、ラジオとラジコンどっちが大事なのかね?」
上田「ラジ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コンです!」
…結果、上田のクビが飛びました…。
なんてこったい状態ですが、これは上田本人が話していたもの。
実際のところは多忙によるパーソナリティ変更らしいです。ちなみに後任は増田。
きっと真実は後者ですね。というのも、次の週から『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』が始まるからです。
さて、ついに『24時』の最終回。次の番組が決まっているとはいえ、やはり人気番組が終わりを迎えるのは心惜しいものです。僕だけでなく、他のリスナーもそう感じていたでしょう。
最終回だけは、あて先メールアドレスがariue(アリウエ)というものになっていました。
それは上田いわく、「ありがとう上田メール」の略なんだとか。そんな募集をかけて始まった最終回。相も変わらず上田バッシングメールが続きます。ありがとう上田メールは一通もなし……に見せかけていました。
最終回の放送ラスト10分ほどでしたか、上田は次々にはがき職人に電話をかけていきます。上田はいつもどおりにえばって口調で会話を続けるんですが、はがき職人たちは皆号泣していました。みんなです。「終わらないでよ…」と。あれ程対立していたのに。それを聴きながら僕も泣きました。本当に終わってほしくなかった。それは僕だけでなくリスナーみんなの気持ちでもあったわけですね。
そしてありがとう上田メールも実はたくさんとどいていたんです。
『知ってる?24時』は「ありがとう上田」という暖かい感謝のメールを読み上げながら、放送を終えました。恋人と別れるような気持ちにさせられました。
でももうひとつ仕掛けがありました。メールアドレスです。
ariue(アリウエ)というのは「ありがとう上田」メールの意味ではなく、実は「有田と上田」メールの意味だったのです!つまり、翌週からはじまることになっていた『くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン』のアドレスだったんです。なんてひどいことを!
上田は最終回になっても、こうした形でリスナーを馬鹿にしてました。
それでリスナーも「なんだよ、騙された」となったでしょうが、3年間で築かれた対立図式の裏には番組をより楽しくするためのものだったということがようやく明かされました。まあ皆気付いていたと思いますけどね。
騙されつつも、「ありがとう上田」と言っていたのですから。
『知ってる?24時』で上田は最後にこう言い放ってマイクを置きます。
「あれ、全然涙がでてこねーや。わりーな。」(たしかこんなだった)
めちゃくちゃ嫌味な言い方ですが、その裏には感謝の気持ちが込められていましたよ。
僕も「ありがとう上田」とつぶやいてラジオを切りました。
相当長文になってしまいましたが、『24時』の歴史は僕の知る限り、こんなです!
『24時』の終了は、今も続く『くりぃむしちゅーオールナイトニッポン』のはじまりでもあるわけですが、それは次回に続きます。
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